家づくりの技術

 

□金物を使わない伝統構法の木組みの技術

木を組むとは、プレカットのように木のねじれを無視し整然と真四角に加工されたものを組み合わせるのとは全く違い、木を見極め、癖を利用して適材適所に組むことができる技術である。また、木とはそぐわない釘や金物を使わないことが建物を長持ちさせるとの考えから、長ほぞ・込栓などの接合の知識が必要となる。

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□構造美を生み出すイマジネーションと実現力

弓なりに曲がった丸太の木組みをどう見せるか。創り出す空間をイメージし、美しく、力強く演出する。構造的に強固に組む知恵と想像を実現するための知識が必要である。

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□古民家解体から学んだ継手・仕口の接合技術

数多くの古民家解体の経験から家を長持ちさせる工夫を学んだ。複雑な木組みの継手・仕口の墨付けの技術をもつ人は少なくなっているなか、その技術の伝承も責任の一つである。たくさんの部材を手刻みする根気と集中力も必要な能力である。

4大黒柱と差し根太