harakenchiku について

富山県八尾町で家づくりを学び、現在倉敷にてそれを継承しています。

ひかり付け

T邸新築工事
「ひかりつけ」をしています。

板に加工部分の形状を写す根気のいる作業です。

墨付けをすれば刻みです。
墨の線を残すか取るかくらいの加減が木組みをさらに

効くものにするようで、そんな玄人的な話が大好き。。

墨通りに刻めばいいってもんじゃないとこが粋です。
こんな仕事が好きな大工さんたちに手伝っていただき

ありがたい限りです。




墨付け

T邸新築工事
山渋さんで面取りした丸太が作業場に搬入され、

墨付けがはじまりました。

5月中旬の画像です。
あまり広くない作業場のどこに保管してどこで墨付けし

どこで刻むか。。長雨でシートをかけて外部でも保管します。

ひとりでは持ち上がらない材料だけに

計画的に置かないと手間ばかりかかります。
無垢なのである程度雨がかかっても大丈夫ですが、

大工はいろんな場面でとても木を大切に扱います。
木がくれる多くの恩恵と林業や材木屋さんなど多くの方の

手がかかっていることを思うと自然なことかもしれません。
大切にすると素直に能力を発揮してくれるように感じるのは

考えすぎかな。

地松を製材

T邸新築工事
岡山県久米南町の山渋木材さんから

天然乾燥の地松を仕入れます。
天然乾燥がどんなに大事か、木を組まなければ実感できません。

人工乾燥の木材は油が抜けてボソボソで

木の特質を活かすことができません。
プレカットで組み立て金物で止める材料は手早く安い人工乾燥なので

需要の少ない天然乾燥は手に入りにくくなっています。
画像は4月ごろの様子です。
丸太をどこにどう組んで使うかイメージしながら

面を取っているのだと思います。
体力と知力とセンス。。。

大工のスキルは継承されなければならない日本独自のもの。
安く早くと手をかける事を嫌った私たちの住環境は

大きな代償を払うことになるのでは。
この技術に投資をし、技を絶やさないことに共感してくださる人が

途切れないよう努力したいと思います。


礎石

T邸新築工事
敷石の仮置き

レーザーでミリ単位で擦り合わせています。

この作業が後々どんなに重要か思い知らされます。
とにかく家を真っ直ぐ建てることが、長持ちすることになる。

それは様々な工程で感じることですが、

まずは真っ直ぐ立つ舞台を用意しなければ始まりません。
神経質なくらい石をすり合わせる大工。

とても意味のある作業でした。

基礎コンクリート工事

T邸新築工事
基礎コンクリート工事

生コン(ミキサー車)とタイミングを計りながらポンプ車で圧送。

猛暑の中、空調服の職人さんたちが丁寧に金鏝押さえ。

機械を入れしっかり押さえてくださったおかげでピカピカです。
ほとんど床下になりますが、石場建てで外部からも目に入るので

美しい仕上がりで次工事にもつながります。


プランニング

T邸新築工事
家づくりのスタートはプランニング。
家族構成、生活スタイル、好みのファッション、

家事分担、将来設計、大切なもの、気候風土、、、
盛り込みたいこといっぱいで、

あちらを立てればこちらが立たずを繰り返し 、

なんとかひねり出して着地点を探る。
最大で最重要テーマは「子育て」

若い家族がこの環境で健やかにと祈るように設計しました。
子供の成長に合わせて、そのエネルギーを受け止め、

想像力を伸ばし、好奇心を後押しし、居場所をつくる。
それが成功するかはまだまだ先ですが、

私もこの家で子育てしたかったな。。。。
幸せな子育てのために私が蒔いた種のたねあかしは追々。


型枠工事

T邸新築工事
型枠工事

要領よく精度よく施工していただけました。

段差があるのは少しでもコンクリートの量を少なくして

擁壁にかかる荷重を減らす意図があります。
石場建てですのでコンクリートの立ち上がりはなく

舞台を作ってる感じです。
「普通の住宅ですか?」と、業者の方によく聞かれます。

今時のハウスメーカーの作り方とは違いますが、

昔ながらの。。。と言えるのでしょうか。
本当は土の上に石を置くだけの施工にしたかったのですが

今の法律ではハードルが高くコンクリートの舞台としました。


鉄筋工事

T邸新築工事
あまりにも投稿がないので、忙しいのね〜と

ある意味リクエストをいただいたので続きを。。
配筋の職人さんはとても几帳面で丁寧な方で、

現場での変更で仕事が増えてしまったのですが

嫌な顔ひとつせず猛暑の炎天下の中サクサクっと施工してくださいました。

ありがたや〜

基礎工事

T邸新築工事
基礎のコンクリートの下ごしらえでは杭の施工を乱さないように気をつけながら砕石、捨てコンを敷き詰めます。

この時配管や電気の配線も施工。設備計画も進めておきます。

給湯をガスにするので暖房計画も合わせて決めておきます。
京都の夏は酷暑、そして冬は冷え込みます。

電気に頼らない。。なんて言ってられない気候ですが

少しでも風通しや日除けを考えた建築計画です。


柱状改良杭工事が終わり、基礎工事に移行していきます。

遣方(丁張り)

T邸新築工事
京都に来ております。

まずは建物の位置、高さを決める「遣方」やりかた

という大切な工程。
粗末な木材で枠組んであるのですが、結構ミリ単位です。

これに張った糸が図面の通り芯同様、重要な基準です。
炎天下の中、1日かけて作業しました。

図面を実物大で再現し、再確認できる面白い作業でもあります。
この夏は日焼けで真っ黒になることまちがいないな。。。