家づくりの素材;浴室
現在はユニットバスが大半ではないでしょうか。浴室内環境・機能・メンテナンスを考えると最善の選択ではないでしょうか。
私が子供の頃の家には五右衛門風呂があり、時々薪で風呂を沸かしてました。ボイラーがあったので、気が向いた時だったような気がします。
今の我が家は在来の風呂です。腰、床がタイルでステンレスの浴槽。タイルから上の壁と天井はベニヤにペンキ塗りだったので、檜の羽目板にリフォームしました。檜の板は木裏を使いました。その方が少しでも耐久性があるのではと思っています。
しかしいくら檜と言っても換気が良くないため少々カビが発生しています。使用後は窓を開けているのですが、やはり冬の状態が悪すぎるのだと思います。結露で天井から滴のように水滴が落ちてきます。どんな材料で作っても日々の管理以上に長持ちさせる要因はないと思います。風呂上がりに冷水で壁や床を洗い流すことで浴室内温度が下がり、また汚れも落ちるのでカビが生えにくくなります。
一度見学した奈良の材木屋さんのゲストハウスの風呂は高野槇で作られていました。5年経ったそうですがカビひとつありませんでした。